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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

新・日本砂漠化-44 「歩くコウモリ魚」に見る日本人のDNAの危機!! 

Absolutely a Japanese should watch a walking batfish once(日本人なら絶対に一度はウオーキング・バットフィッシュを見るべし)!

4月20日に発生したメキシコ湾の「BP」原油流出事故…。
ようやく止められた? 止められたかもしれない?
何が本当かどうかわからなくても、環境汚染が深刻になり、生態系に大きな影響があることだけは間違いない。
地球の激怒した声が聞こえてくるのは、東仙坊だけではあるまい。
7月12日、不気味に漂う原油の真下で2種類の新種(?)の魚類が発見されていたが、流出する原油とそれを除去するための石油分散剤の影響で、すでに危機に瀕しているというから、何と痛ましい。
その新種、ヒメグツ(姫靴? パンケーキ?)属の2種で、人の手の平ぐらいの大きさで、カラダが扁平で、ヒレでカラダを持ち上げ、海底をコツコツと歩く(?)奇妙で健気な(?)タイプ。
しかも、実際に、足があるように見えるからメチャクチャ滑稽でミステリアス…。
長い鼻(?)の先にボンボリみたいな「エスカ(疑似餌)」をつけていて、どこから見ても別の惑星からやってきたような謎の生命体…。
そのムードがコウモリが歩く姿(?)に似ていることから、英語で「Walking Batfish:ウォーキング・バットフィッシュ(歩くコウモリ魚)」と名づけられていた不幸なオトトちゃんの仲間…。
何でも、ヒメグツなるオトト、今までは1つの種類と思われていたが、実際には3つの種類に分布されることが判明。
今回発見された新種のうちの1つ「パンケーキ・バットフィッシュ「Halieutichthys intermedius)」はメキシコ湾でしか生息が確認されていなく、もう1つの新種「パンケーキ・バットフィッシュ(Halieutichthys bispinosus)」はメキシコ湾北東部の海岸沿いのほか、フロリダ州、ジョージア州、ノースカロライナ州、サウスカロライナ州の大西洋岸に生息するだけだというから、まさに希少価値…。
どうあれ、いまだにメキシコ湾で新種の魚類が発見されているということは、メキシコ湾にどれだけ多様な生物が生息しているのかもまだわからないことだと思わないか?
そ、そ、それなのに、今、餌のプランクトンが漂う油膜によって死に、その「ウォーキング・バットフィッシュ」も原油被害を直接受けているに違いないし、少なくとも海水面を移動する卵や幼魚が死滅しているのは確実。
そのうえ、原油を細かい粒子に分解し微生物が消化しやすくするのに使われる化学分散剤も有害なのも確実。
第一、深海に散布された科学分散剤が海水面で散布された場合と同じように生物分解されるかどうかは定かではないうえ、それを消化できる種類の微生物が深海にいるかどうかも定かでないのでは?
どちらにしても、何年かして海面から原油が消えたとしても、メキシコ湾で、いやいや世界中の海の中で、一体何が起きてしまうのか?と心配にならないか?
東仙坊、それぞれ海の生命体のDNAに、このウォーキング・バットフィッシュのDNAに何らかの影響があると危惧してるのだが…。
もうすでに、酔っ払いかジャンキーのようにヨロヨロ歩いている気がするが…。
と、ここまで書き込んできて、今回のメインテーマは、このウォーキング・バットフィッシュのことではない。

8月12日、260万年前から250万年前の人類最古の石器が発見されていたエチオピアの約340万年前の地層で、石器で傷つけた跡が残るウシやヤギのような大型動物(?)の骨の化石を発見したと、USAカリフォルニア科学アカデミーなどの国際調査隊が、UK英科学誌ネイチャーに発表。
それこそ、石器自体が見つかってないだけでなく、石器を作っていたか? 鋭い石を拾って使っただけか?も明確ではないが、人類(?)は予想以上に早い時期から「道具」を使っていたことが明らかになったというのだが…。 
何でも、新人(?)の「ホモ・サピエンス」、「ホモ属旧人」、「ホモ属原人」、「猿人」、それより前の猿人だらけの時代に「アファール猿人」が道具を使っていたことがわかり、人類はやはり凄く聡明(?)ということがわかったというのだが、実はこのことがテーマでもない。

今回、東仙坊、どうしても書き込んでみたかったのが、我が日本人のミトコンドリアDNA。
ヒトのゲノム(46本)は、22対(44本)常染色体と1対の性染色体(2本、男XY・女XX)に分かれて収納。
各染色体は1本の長いDNAのひも、その長さは 1m強で、塩基数にして 約30億個。
ヒトゲノムの中には、3万個程度のDNAが入っているが、そのうち遺伝情報としての意味を持っているのは全体の5%。
突然変異の割合がはるかに多く、95%の意味を持たないDNA部分は、常染色体上。
突然変異は通常、1個体から始まるから、仮に2500年前に突然変異した1人の人がいると、当時の日本人の人口30万人(?)は現在1億2000万人であるから400倍、つまり2500年間で400人。
あるDNAを持つ人が日本に100万人いたとすると、それ以前のかなり前に変異を受けていたことになるということになるはず。
ミトコンドリアDNAの塩基置換速度は、100万年当たり少なくとも1%程度。
現在のヒトの間のDNAの違いは、推定で約0.07%maxで、チンパンジーとの間の差異 1.2%よりもかなり小さく、極論すれば、他人は自分のほとんどコピー。 
ウィルソンの「単一起源説」によれば、15-20万年前に東アフリカにミトコンドリア・イブが出現し、5万年前にアジア人が分岐したことになっているのでは?
ちなみに、ヒトの体細胞の数は60兆個、1人のヒトのすべてのDNAを一直線につなげると60兆m。ちょうど太陽系の直径になるというから、メチャクチャ幻想的だと思わないか?
さて、東仙坊、その愛する日本人のDNA、「原日本人系(縄文人)」と「渡来系弥生人」との二重構造の中で混血があって、その混血が今でもまだ続いているということは、知っていた。
けれども、そのバランス構成が、「原日本人系(縄文人)」を表すM7a、N9bがたった10%で、「渡来系弥生人」を表すD4が35%、それを含め、外来人を表すN9a、C、Zが40%もあると知って、すっかり落胆してしまった。
もしかしたら、これこそが、モラル崩壊の根源では?と大ショック。
それはそうだと思わないか?
我々日本人とアイヌと沖縄の人々が、人類学的にもミトコンドリアDNA分析でも、近縁関係であることは、ともに自然と共生して淡々と生きていくという点で、喜ばしいことだったはず。
7,000年前に生きていた北米のインディアンが、我々日本人とDNAレベルで同配列なことも同じ。
それなのに、その本来のDNAがどんどん減少してしまっているのは、極めて由々しきこととだと思わないか?
そもそも、アイヌの人々と沖縄の人々に多いタイプの割合が、日本では24.2%、韓国では19%、中国では12.1%だというから、そこに国民性相違を感じるのは、東仙坊だけではあるまい。

■日本人のミトコンドリアDNAタイプの詳細

●日本人固有タイプ4.8%
●韓国に多いタイプ24.2%
●中国に多いタイプ25.8%
●アイヌの人々に多いタイプ8.1%
●沖縄に多いタイプ16.1%
●5集団以外のタイプ21%

どうだろう?
わけもなく悲しい気分にならないか?
このままでは、我々のDNAは、小沢一郎、仙谷由人など、あちらのDNAが濃そうヒトたちの思惑通りになっていってしまうと思わないか?
そう言えば、埼玉県浦和市で発見された、5900年前の縄文時代前期の人骨「浦和1号」の塩基配列と全く同じ日本人は、現代日本人62人の中には1人もいなかく、190塩基中1ヶ所だけが違う日本人が15人、2ヶ所違う日本人が8人という結果だったということは、何を意味するのか?
その一方で、日本人以外のアジア人29人中東南アジア人2人(マレーシア人・インドネシア人)が「浦和1号」の塩基配列にピッタリ一致したということは、一体どういうことなのか?
確かに、東仙坊、個人的には、日本の無節操なヤングレディ同様、インドネシア人やマレーシア人の方が、近親憎悪に近い執拗さを示す韓国人や中国人よりも、シンパシイを感じているが…。

We have to be concerned about the critical situation of the DNA of Japanese(我々日本人のDNAの危機的状況を心配すべき)!












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東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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