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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

日本砂漠化プロファイリング 東仙坊は不滅です?

I have been astounded at these news day after day(毎日毎日絶句させられる)!

人間がどこまでも人間として生きてゆくためには、家族こそがその全ての基盤だったのではないのか?
この国は、その家族の崩壊とともに、唯一の財産だったモラルを喪失し、自ら転落の道を選び始めたのか?
いまこそ「強きをくじき、弱きを助く」ために、弱気をくじき、勇気を持って助け合うときではないのか?
少しでも世の中にモラルを取り戻すために、「ボ、ボ、ボクらは甘ちゃんアマチュア探偵団」と、東仙坊、まだまだ夢を棄ててはいない。
日本人の叡知は、無私は、はかなさやもののあわれを感じ取れる武士道精神は、それこそ今世界中に必要なときだと確信するからである。

1月16日、神奈川県相模原市で、57歳の吉本やす子が長男を包丁で刺殺し、二男をネクタイで絞殺した事件が起きた。
1月19日、大分県大分市で、33歳の岩男篤志が放火し、母親を焼死させ、父親を全身ヤケドの重傷をおわせる事件が起きた。
これに、前回書き込んだ、1月15日の山梨県三富上柚木の37歳の萩原一秀が両親と弟を殺害放火した事件、
1月14日、徳島県徳島市で、37歳の長女が母親と兄を刺殺し、妹に重傷を負わせた事件、
1月9日、青森県八戸市で、18歳の長男が母親と弟と妹を刺殺したうえ放火した事件などがあり、
さらには、1月8日、埼玉県鳩ケ谷市で、72歳の平井涓が妻と双方の病気を苦に無理心中した事件、
1月7日、宮城県柴田町で、59歳の佐藤しげ子が介護に疲れたと父親をマフラーで絞殺した後、ロープで首を吊った無理心中事件、
1月5日、奈良県御所市で、31歳の徳崎直子が母親と娘を道連れに病気を苦に無理心中した事件、
1月4日、群馬県桐生市で、38歳の主婦が娘を道連れに練炭で無理心中した事件などまである。
毎日毎日、ほんとうにイヤになってしまわないか?

I could find nothing but a disappointment at the very beginning of the year(正月早々絶望的な感じがする)!

「なぜ家族が家族を簡単にこうも殺せるのか?」、東仙坊、困惑しながらも、早く希望のある家族のカタチ、新たな夢のある社会のスキームを創出して、これに歯止めをかけなければと、ますます真剣である。
もちろん、それぞれに抱えたそれぞれの理由があることなど百も承知である。そして、そのいかなる理由も安易に助けられるなんて青臭いことを言うつもりもない。
ただ、そこに「人様に迷惑をかけていないのだから、勝手だろ」というような自由への誤解を感じるから、無性に腹が立つのである。
何人にも他の生命を絶つ権利などあるわけがないはずで、人間の生への責任はそれぞれに個々が絶対的に持つものなのである。
ところで、確か『尊属殺人』は普通の殺人より刑が重く、死刑か無期懲役のはずだったのでは?と調べてみて、東仙坊、びっくり仰天血の気が引いた。
1995年に、その刑法200条を、最高裁判所が憲法14条違反だと結論し、削除してしまったというのである。
まさか、そのせいとは思わないが、以来、間違いなく尊属殺人は増加し続けている。
ここ10年で、夫婦間(内縁関係を含む)の殺人は40%、きょうだい間の殺人は30%も増加し、傷害も4倍強、3倍強と増加しているのである。
ちなみに、2006年度の殺人検挙総数1155件のうち、親の子殺し154件、子の親殺し143件、夫婦間(内縁関係を含む)殺人179件、兄弟姉妹殺人38件、そのほかの親族28件であり、全体の47%を占めている。
東仙坊、ただただ戦慄を覚える。
どうしてそんなことができるのだろう?
なぜ、簡単に衝動的に家族を殺すことができるのだろう?
何のために自分が生きているのか?どんな意味があってそんな行動をするのか?だから何がしたいのか?
それらの殺人を犯すヒトたちは、いま全く思考しなくなってしまった気がする。
そして、それらの全てが社会のモラルの喪失に繋がっていると思うから、義憤を覚えるのである。

あれほど再生紙を主張しエコロジーブームのパイオニアであったはずの製紙会社が、全く再生紙を使っていなかったなんて…、しかもあれだけの大手の製紙会社の中でただの1社も使っていなかったなんて…、言語道断。頭を下げても許されるものなんかじゃない。
なにがコーポレイト・ガバナンスだ、コンプライアンスだ、恥を知れ!
ここに今の社会の崩壊の元凶が見つかる。全ては儲かるためにはなんでもいいということにほかならない。
その意味で、NHK職員のインサイダー取引も全く同じである。儲かるためなら、何でも使うのである。
みっともなさ過ぎる。
この殺人犯と少しも変らない卑劣で下司な不貞の輩たちに、ぜひ尋ねてみたい。
「そうやって儲けて、心が痛まないのか?そうやってエンタープライズ面して、恥ずかしくないのか?そんな風に儲けた金で贅沢して、何が楽しいのか?」
東仙坊は、誰が何と言おうと、どんな時代になろうと、生きていることのすばらしさは、人間だからこその感動、お互いに喜びや快感を分かち合い一体化できたときの達成感、すなわちドーパミンの獲得しかない、と断言する。
それこそが、生きる歓びである。

ここで、ようやく、初めてこのブログにコメントを下さった「鬼ごっこ」さんの質問にお答えしておきたい。
東仙坊の本業の「コピーライター」とは、尊敬する先輩の一人が明言しているように「広告文案家」のことである。
まさしく、たかが広告文案家、されど広告文案家でしかない。
東仙坊個人としては、「サーカスのピエロ」のような存在だと自覚している。
企業と顧客、商品と顧客の間にあって、考えに考え抜いたうえでのさりげない仕草一つで、ほんの一瞬でも顧客に微笑んでもらえるように、必死に人生の哀歓やペーソスを追求して切磋琢磨し、絶えず変装し素顔さえ見せられない裏方の仕事である。
そのためには、高所恐怖症でもブランコに乗ったり、動物嫌いでもライオンに触ったりしなければならない、結構タフな仕事でもある。
さらに、東仙坊に限って言えば、人間大好きであるが、あんまり読書家ではなく、基本的にそんな時間があれば、どこかで誰かと喋っているだけである。
では、なぜそんなコピーライターをやっているのかというと、愛読している数少ない日本人小説家、吉行淳之介がビッグアップルに行った際、その入国カードの職業欄に、コピーライターと書き込んだということをエッセイかなんかで読んで、「これだ!」と勝手に喜んで決心したからである。
こうして正直に告白して、懐疑的になられてしまわれたら、やはり沽券にかかわる気がするし、不安でもある。
補足すると、作文が得意で結構有頂天だった小学生時代に、話したこともなかったクラスメートから、「詩を書かない詩人になってください」という手紙を受け取ったのである。以来、毎日毎日、人間と出合うことによって自然に生まれ綴られる詩を、決して本物のノートに書き記すことなく、時間の中にある透明なノートに書き続けて、生きてきたつもりである。
そのお陰で、実際ほんとうにいろいろな人間といろいろな場所で出合え、それだけが唯一無二の東仙坊の財産でもある。
だからこそ、人間通を自負するし、大好きなバンドであるLed Zeppelinの曲にある『Communication break down』のような世の中になってしまったことを心から憂慮しているのである。

All we need is a communication(コミュニケーションこそすべて)!



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東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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