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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

プロファイリング-4 香川坂出3人殺害事件-6


【前回までのプロファイリング】
プロファイリング-4 香川坂出3人殺害事件-1
プロファイリング-4 香川坂出3人殺害事件-2
プロファイリング-4 香川坂出3人殺害事件-3
プロファイリング-4 香川坂出3人殺害事件-4
プロファイリング-4 香川坂出3人殺害事件-5




Already I shouldn’t have better begin on this blog (もう後悔している)!
正月早々。東仙坊、この事件のプロファイリングを始めてしまったことにもう後悔している。
きっと、今年もあまりイイ年とは思えないので、ツライ。
それにしても、グジャグジャ過ぎる。
いくら世の中の箍が緩んでしまったとしても、
そこまで、なんでもあり、ヤッタモノ勝ち、イージーな世界があっていいものなのか?
いったいこの国はどうなるのか?
お天道さまが見ているのだということを、しっかりと思い出さない限り、終焉を迎えるのは仕方ないのかも…。


7.MASAの両親

かなりのご高齢と推察しますが、長生きがいいものなのか、さてまた悪いことなのか、さぞや複雑な思いでお過ごしのことでしょう。
東仙坊、心より同情しております。
2006年の孫のみっともない犯罪に続き、2007年は頼りにしていた2女の病死に始まり、今度は一気に目の中に入れてもいいほど可愛がっていた曾孫が2人と唯一の我が子になっていた長女が、なんと2女の娘婿によって惨殺されてしまったのですから…。
「どうか気を落とさずに」、オッとこの言葉は禁句か、事件翌日、心配をなされていたお二人のところにやって来て吐いたボケナスのセリフでした、失礼。
人生生きていてなんぼ。お二人にはまだまだ大切な使命が残ってしまっているのです。どうか何らかのカタチで明確なinnovation(改革)だけは実行してください、世の中のために…。
ところで、満州引き揚げ者だったお二人が、いったいどのような方法で言われているような財産をお築きになったのでしょうか?別にその方法を詮索したいのではなく、「これほど周りから露骨に狙われる財産とは、いかようなものなのか?」と興味本位にただ知りたいだけなのです。しかも、こんなにお二人ともお元気な(?)うちから…。
また、それをなにゆえ長女には渡したくないとご決断なされたのでしょうか?
法定相続のことさえ満足に知らないタコばかりだから、面倒でも遺言になされたのでしょうか?
なんて言っても、カワイイ我が子。その財産なるものを処分して、「助けておけばよかったと」とさぞや後悔なされていることでしょう?


8.ボケナスの長男と長女

なにしろ極めて狭い社会である。おそらく2人はMASAの子どもたちよりも過酷な状況下に置かれているはずである。
ある種、2人も被害者ということができる。
共犯の疑いさえかけられてしまったまだ30代の長男には、最後に父親が言い残したように、一人でしっかりと自立して、ぜひ社会貢献ができるほどに成長してもらいたいと、東仙坊、期待している。
ところで、結婚し、子どもを産んだばかりの長女は、まさか市内に嫁いでいるのでは?どうか、そうでないことを祈っている。
長女が証言しているように、MASAは父親のいないときを狙って、母親のところへ金の無心に何度も来ていたのだろう。
ともあれ、2人が従兄弟にあたるDADを含む家族たちと付きあっていなかったことにも、この事件の真相の一端が見え隠れしている。


9.MASAの妹でボケナスの妻(Unhappy Sister:不幸な妹をU.S.と呼ぶ)

「なんと不幸な人生」。それを自ら実践してしまって、2007年4月11日にガンで病死したばかりのMASAの妹、U.S.(54歳)が、この残忍極まりない事件発生のかなりの要因を担っていたのは間違いない。
その意味で、U.S.のプロフィールもまた重要な要素であるので、知りうる限り、列挙する。

U.S.は、学生時代全く目立たなかったMASAより、さらに目立たなかった女性だったといわざるを得ない。なぜなら、その恐ろしいほどの狭い世界で、不可解で複雑な家庭で育ち、学歴もなく、いくら職場のスポーツで活躍しようと、極めて背の低いボケナスと25歳で結婚したのだから…。
東仙坊、誤解が嫌いなので念のために言う、家庭環境や学歴や背の高さを問題にしているのではない。U.S.の深層心理を指摘したいのである。
U.S.が多感だったはずの17歳の時、姉のMASAが21歳で元夫と結婚し家を出ている。おそらく、その謎の御仁、学歴も職業も外見もそこそこ如才ないオトコだったが、苦労して財産を築いた両親(?)のメガネには適わなかった。品性が欠如していたか?同類の匂いでもしたのか?そのどちらかだろう。結果的に、決して同居させず、財産も渡さないのである。
それを反面教師としたU.S.は、内心姉を凌駕したいという気持も大いにあり、見たこともないお人好しで、実直そのものにしか見えないボケナスと結婚し、長男と長女を作ったはずである。
だからこそ、MASAが転落してゆく中で、多少のMASAらしいはしっこい脅迫めいた圧力があっても、喜んであんな多額の借金をしてやり、自分の手で返済したに違いない。
というのも、周囲は、とくにMASAは、余計な口をきかず、最後の後片づけまで黙々とやる、影の薄い、金に縁のない、幸薄い、面白みも何にもないボケナスを嘲笑し続けたに決まっているからである。
U.S.の自尊心、強情さは半端でなかった。そんな環境下で、肺ガンになり、5年前に摘出手術を受け、その後は入院せず、毎月6万円の治療費を自転車通勤して自分で稼いで払っていたのである。
ただこの姉妹は、初めから決定的な問題を抱えていた。
それは、父親を簡単に尊敬できない環境における、典型的なエディプス・コンプレックスの兆候である。これは、女性の場合、性欲が極めて強くなってしまうのである。ただし、通常は男児を出産すると消えるものであり、その意味でU.S.は長男と病気によってほとんど消滅したと思うのだが…。
それなら、亡くなった後に出てきたという消費者金融の借用証書6枚(?)はなぜなのか?ここで1回話を整理しておこう。
消費者金融の審査はかなり厳しいものがあり、いろいろな経緯もあり簡単に連帯保証も取れないのである。しかも、ボケナスの話を信じれば、それを知らなかったのだから、連帯保証はしていないのである。ゆえに、仮にU.S.名義でいくら借金があろうと死亡時点でご破算なのである。
それにしても、臨時労働者が、いつ?いくら?何のために?借りられたこと自体の可笑しさはおいといて、実に不可解千万でしかない。これも最終的なプロファイリングで言及するが、おそらく借りた時期は5年前頃であると思う。
どちらにしても、U.S.ほど不幸な人生もない。
「主人の理解があるから、好きなカラオケに行ける」と言い、ボケナスのために朝夕の2回も弁当を作り、親の財産をもらうことなく(?)、30年間余り同じ借家に住み。ガンと闘病しながら姉の借金を払いまくり、やっと初孫ができたと思ったら死んでしまい、その半年後には、30年近く連れ添った夫が姉と姪の娘2人を惨殺するとは…。
ボケナスがU.S.の香典を同僚から受けとるときに、「このままじゃ浮かばれん」と言っていたらしいが、それとは全く違う意味で、浮かばれないと東仙坊も思う。



では、いよいよプロファイリングに入る。


To be continued…






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東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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