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甘ちゃんアマチュア探偵団

情報化が模倣犯罪、劇場型犯罪を助長しているなら、犯罪抑止、犯罪摘発も、精度の高い情報がすべて。このブログは、人間通を自負するコピーライター東仙坊が迅速な犯人検挙のために、人間的プロファイリングをするものである。

北極の氷がもの凄い叫び声をあげながら溶けている音が聞こえないか?

KY、空気が読めない。それが、ことしの流行語大賞候補だそうである。
東仙坊、恥ずかしながら、K1は好きだけど、KYが何の意味だか知らなかった。
危なかった。さらに赤っ恥をかくところだった。
これを正直に書いているだけで、実際、十分ロクロっ首になっている。
鋭く繊細に感じること。
それこそが日本人の日本人たる所以と確信する東仙坊も、KYは好きじゃない。
待て、待て、KYが流行語になるということは、世の中KYだらけということに気付いて、恥ずかしがりだしたということで、それならいい前兆で、すごくホッとするけど…。
まさか、まさか、それが肯定されたってことじゃないよね…。

Shame on, KY(恥を知れ、KY)!

ちなみに、感は、戉(マサカリ)打ち下ろすときに
思わず出してしまう“咸(カン、声の意味) ”と“心”で、
思わず声が出るほど心が動くということからできた言葉だそうである。

Actually I am moved to know it(ほんとに感心する、言葉は凄い)!

ところで、感じないか?
毎日毎日、日本人の心の奥にはっきりとあった柱が、溶け出した北極の氷のように、何とも言いようのない不気味な音を立てて、折れ始めていることを…。
東仙坊は声を大に、日本中の一人暮らしの女性にもう一度警告する。
「明日は我が身ぞ!自分の部屋はもちろん、自分のアパートやマンションに入る前に、周りの安全を確認しろ!油断するな!弱気をくじけ!」

そして、深い絶望感に襲われるのが、
12月9日午後3時頃、10月16日に発生し未解決のままである兵庫県加古川市の鵜瀬柚希ちゃん刺殺事件の現場から、たった西へ1.5kmの住宅街の路上で、小2女児2人を棒のようなモノで殴って逃走した、言語道断の不逞の輩がまた登場したことである。もちろん、このオオバカモノは柚希ちゃん事件のホシではないことは自明の理だが、犯罪抑止の観点からも、このような不道徳モノは一度重罪に処してしまったほうがいいに決まっているのだが…。
なんて言ったって、世界一お人好し国家の我が国だから、いろいろな意味で…

We Japanese are the most generous persons in the world(日本人は世界一のお人好し)!

11月28日、保険金目的で自分の実の母親と娘2人を殺人放火の罪で、死刑を求刑された中村国治(37歳)に対し、広島地裁が無罪判決を言い渡した。
細田啓介裁判長は、
「自白調書の任意性に疑いはなく、客観的な証拠と整合しているところもある。しかし、犯行の状況や動機の具体的な供述が捜査官との共同で作成されたという疑いを排除できない。自白には秘密の暴露がない。犯罪の証明がなく、犯人と断定できない」
と判決理由を述べたうえ、
「シロではない。灰色かもしれないがクロとは断言できない。冤罪を防ぐための刑事裁判の鉄則を守った。『疑わしきは被告人の利益に』を厳格に適用した」
と被告に呼びかけたという。
なんと厳正中立で公明正大で倫理観であふれた論拠なのだろう。

Bullshit, is this real court(ふざけるな、これがほんとうに法廷)?

東仙坊は感銘のあまり思わずゲロを吐きそうになった。
なんとHumane(人間味のある)な裁判長なのだろう。
絶対に彼とは酒を酌み交わしたくない。


東仙坊はなぜかこの事件を鮮明に覚えている。
ちょうど10年前、親友の1人が出産した。その女の子の名前が《Ayaka》と教えられた。
不運なことに、彼女は生まれながらにして難病に冒されていた。発達した最新現代医学をもってしても治療方法がないという。
東仙坊は慰める言葉も見つからず、ただただ柄でもなく祈るだけで、地団駄を踏んでいた。

その直後に、酒鬼薔薇聖斗という14歳のdemon(悪霊)によって神戸連続児童殺人事件が起き、日本中が震撼させられた。その悲劇的な被害者の女児の中に《Ayaka》という名前を見つけ、言いようのない憤懣やる方ない思いでいっぱいだった。
何もしてやれないという忸怩から、いつも心のどこかで気にかけるようになっていたせいか、その後も、その《Ayaka》という名前を持つ女児に起こる数々の不幸と不運に戦慄を覚えていた。

そんな矢先の2001年1月17日にその事件は起きた。
広島市で丸焼けにされてしまった被害者の中に、またしても《Ayaka》という名前を見つけ、この犯人を絶対に許さないという気持で当時追跡した。
直後に多額の死亡保険金が支払われたというニュースを見て、ホシは家族だと確信していた。それがいっこうに解決せず、切歯扼腕していた。
それが去年になって別件で逮捕された実の父親である中村国治が自白したと報道されたとき、東仙坊は、やっぱりと呆れながらもどこか安堵していた。
このクソッタレの写真を見たとき、東仙坊は何と卑劣な相をしているのだろうと確信していた。
なのに、なぜ?!

このクソッタレの供述の変遷を聞いていると、また背後に、我が国を貶めたいと考えているとしか思えない、日本人の心の礼儀作法をズタズタに切り裂こうとしているとしか思えない、人権派と呼ばれる不貞の輩たちの脂ぎった眼差し、気持悪くなるほど臭い口の臭いを感じるのは、この東仙坊だけではないはずである。


かのプラトンは、その「国家論」の中で、羊飼いギュゲスを使い、正義の核心を記述している。「悪いことをしても、露見しないときに、いかに振る舞うべきか、それが人間の正義のありかただ」と。
その意味で、「赤信号みんなで渡れば怖くない」とか、「人に迷惑をかけてないんだから勝手だろ」がまかり通る日本は、一体どうなるのだろうか?

感じないか?朝起きたら、家族へ「ニーハオ」とか「アンニョンハセヨ」と声をかける日が近いということを。

東仙坊は困ったことに中国語も朝鮮語も得意ではない。
逃げることだけは絶対に嫌いな東仙坊でも、そのときばかりはそっと黙ってこの国を脱出するしかないと考えている。

Run away(逃げ出そう)!



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東仙坊 

東仙坊 tohsenboh.jp
コピーライター歴三十有余年。人間通の東仙坊が、人間の弱気と恥ずかしい業が生む、情けなくてみっともない犯行を、徹底的に追及、究明。

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