緊急プロファイリング 足立猟奇的家族殺害事件-2
I am confused and dazed not to discriminate the new from the old at first(最初はこの事件と前の事件と区別がつかなくて悩んだ)!
東仙坊、日本に戻ってこの事件の話を部下に聞いた瞬間、「その事件なら知ってるよ。もうブログにも書き込んだよ、少し」と真剣に応えてた。
それは、「日本砂漠化プロファイリング 映画『Seven』を観たか?」で触れていた事件と錯綜したからである。
1月28日、午前8時頃、宮城県仙台市の住宅街で、会社経営者、米沢俊信(53歳)が、妻(45歳)を果物ナイフで刺しネクタイで首を絞め殺害し、二女(14歳)を刺殺した後自宅を放火した事件。
その際、長女(23歳)と長男(21歳)は刺されながらも命からがら近くの民家に避難し、長男が「お父さんに刺された」と110番通報したことで事件が発覚し、その父親は3時間後に近くの調整池の水中でうつぶせの状態で発見され、病院に搬送され、無様で情けないことにも助かってしまったのである。
確かその時も、家族でケンカする声など聞いたこともなかった。信じられないという、能天気で無神経で無感覚な周りの話ばかりだった。
今回はそんなことはどうでもいい。
猟奇的家族殺人を企画した目立ちたがり屋のこのデイドリーマーは、間違いなくその事件報道を観ていて、「何とカッコ悪い。オレだったら、もっとカッコよく、しかももっと世間を驚かせ、もっと話題になるように、もっとテレビにバンバン取り上げてもらえるようにやるのに…」と考えたのである。
それと昨今一大ブーム(?)になっている、介護問題とそれから拡大する家族問題を一挙に解決する妙案、要介護人を含んだ一家放火無理心中が、このデイドリーマーの一世一代のパフォーマンスのヒントなのである。
Why do we Japanese deserve to copy anything as if anybody should prefer to imitate a fashion of the other’s(ファッションじゃあるまいし、なぜ日本人は何でも真似するのが好きなのか)?
■米沢俊信の子どもじみた意図的な猟奇的犯行動機
①この後の自分の仕事のビジョンもない無責任で、そのために新たな努力をしようともしない怠惰で、何の自信も我慢力もない情けない未成熟なオトコが、一人じゃ寂しくて不安で恥ずかし過ぎてカッコ悪いと、childish(わがままな子どものような)な計画のもとに実行した単なる劇場型自殺事件でしかない。
そして、ついでに、何一つ自分の心根を見ようとしない仮面家族一人一人へ懲罰を与えたという家族殺人事件なのである。
②この幼稚なデイドリーマーは、それでもその修養のない愚鈍な頭で懸命に考え、テレビに託す以上、目一杯派手な殺し方をしなければ失礼だと結論したのである。
それが刃渡り20cmのナタの使用であり、頭部をかち割ることであり、手首の切断なのである。
ただ、ここでもその社会性のなさが露呈している。
そんな残忍さは、個人保護法上、報道倫理規定法上、詳細は伝えられないということすら気がついていないのである。
また、これは学生時代にバンド活動してたときを含め、今までの人生に1度もなかった晴れ舞台、東京ドーム公演だと、その見えっ張りでfoolish pride(ただただ無意味なプライド)しか持たないデイドリーマーが勝手に思い込んでしまったということの証左でもある。
③遺書にも明言されているように、この計画の直接的契機が、母親の介護問題に発していることは間違いない。
仮に車イスで暮らせる家で在宅介護するとしても、3,600万円でそんな家を買うのは不可能かギリギリで、全てが無くなる。それは介護型老人ホームに入居させても全く同じである。
これは東仙坊自身、イヤというほど実体験しているのでよく解る。
もっと安く何とかできると言われるヒトもいるだろうが、息子にとって母親の場合は、そうは簡単じゃないのである。
これは実際に直面すると、共感するヒトが多いと、東仙坊、確信する。
ましてや、このデイドリーマーのように幼稚だと顕著になる。
では、なぜそんな母親の頭を残酷無比にナタでかち割ったのか?
その理由は極めて明白である。
いま自分の思い通りにそれができないのは、自分の意に反して母親が家業を継がせたことにあると、今自分がこんなに惨めな暮らしをしなければならないのも、みんなそのせいだと、責任転嫁したい気持ちと、そんな暮らしを強いられ自分の人生を台無しにさせられたという逆恨み的復讐なのである。
④では、なぜ、好きな洋裁をする家を買ってやりたかった妻までを、同様に残虐に惨殺したのか?
それも母親の介護問題が大きく関わっている。
2年前に姑が入院したときは、言われているように献身的に看病したかも知れない。
それだって、このデイドリーマーが暗に望んでいたから仕方なくに違いない。
というのも、寡黙なはずのデイドリーマーがクラス会でわざわざ「妻の看病のお陰で母親が寝たきりや認知症にならなかった」と感謝の弁を述べているのである。
これを心理分析すれば、自分の強い欲求を表しているだけなのである。
それだって、介護状態じゃなかったからこそであって、本当の介護となれば全く別物で、前日の家族団らんに姑は加われていないのである。
所詮妻にとって他人の母親になるのも仕方がなく、責めてはいけないことなのである。
そのうえ、大変な窮状の生活をしているときに、どうあれ大金が手に入るということになれば、自分勝手の儚い夢を見てしまうのは、新たな生活がすぐできると錯覚してしまうのは、則物的な女の本質、karma(業)でもある。ところが、オトコはこれがなかなか許せないのである。
すなわち、今までとは打って変わって、転居先の選定に関し頑として自分の意見を主張したことは間違いなく、はっきりと姑との同居を拒んだのである。
事実、それに夫婦の意見の対立があるとぼやいていたという話がある。
どうあれ、自分に歯向い、自分の母親を拒絶した妻は死刑だったということでしかない。
⑤では、誰もが注目の二男の両手首を、なぜこれ以上ないだろうという凄惨さで切断したのか?
そう、誰だって容易に想像できるだろう。
赤貧の暗い町工場の中で、人生で最も多感な時期を毎日送っていたのである。どこに明るく清々しくなれる要素があるのだろうか?
もちろん、そんな環境でもそうなる子どもだって一杯いることを否定しない。しかしながら、子どもの座標である父親が何の自浄努力もしない怠け者なのである。
当然、常軌を逸脱した、親にとっても世間にとっても、カワイイ子どもではなかったはずである。
それでも、このデイドリーマーは普段はそれも自分の不徳の致すところと我慢してたに違いない。だからこそ、最後の最後に、父親として初めて、大きな天誅を加えたのである。
その証拠に、長男は「父」と呼んでいるのに、この二男は「オヤジ」と呼んだのである。
ちなみに、仙台のケースでも「お父さん」と呼んでいるのである。そのオヤジと言う言葉に、畏敬の念が一切感じられないと思うのは、東仙坊だけなのか?
その意味で、反撃されないために切断したと考えること自体が、いかにナンセンスであるか、お解りいただけると思うのだが…。
反撃されないためだったら、初めから他の2人同様頭をかち割るに決まっている。
⑥では、なぜ、長男だけは生かしておいたのか?
実は、ここにデイドリーマーのちょっと複雑な心模様もあることはあるが、結果的には、最も重い制裁を加えたのである。
家庭の状況、特に経済状況にも我関せずを通し、少しぐらい成績がいいぐらいで、あたかも自分だけは別世界の人間であるかのように、唯我独尊を貫く長男が、親の要望に従い仕方なく店を継いだこのデイドリーマーにとって、一番許せない存在だったのである。
だからこそ、のほほんと大学受験に出掛けて帰ってきた長男に、「これがオマエの家の実体だ。これがオマエの家族の正体だ。思い知れ!」と強行したのである。
その証拠に、言われているように長男だけは生かしたいと本当に考えたのなら、テレビ局にまで手紙を出したのに(今になって、テレ朝にまで届いていたというから、このデイドリーマーもテレ朝も、本当に訳解らない…)、なぜ、長男宛には何もないのか?
東仙坊、この長男が、いくら幼稚なデイドリーマーの父親からの暗黙のridiculous(バカな)なメッセージでも、それだけは理解したほうがいいと思う。
社会は、どんなときでも本気で関わることが最も重要だからであり、自分だけは違うと思いたいなら、独立し、自分の力で早く生きるようにするべきだったと、東仙坊は思う。
It might be too painful to leave him behind more than to be killed(殺されるよりも辛いことかも)?
これで、緊急プロファイリング、足立猟奇的家族殺人事件を終わりにする。
正直、家族間の殺人にはもう辟易である。
そこで、抑止という意味で、マスコミの方々や事件現場となった近隣の住民の方々に、東仙坊、心からお願いする。
「まさかあんなにイイヒトが」「あんなに仲のよかった家族が」的な報道を止めたらどうだろうか?
心にもないウソの集約が犯罪の連鎖を間違いなく生んでいると、東仙坊は断言する。
ところで、今のヒトたち、どうやら、ナタ(鉈)、オノ(斧)、マサカリ(鉞)をよく知らないようなので、簡単に説明しておきたい。
ナタは、大きめな包丁の刃の厚いヤツという感じ。
オノは、ハンマーの大きめなヤツに、直角に金属の厚めの刃が付いてると考えたら、想像しやすいか?
そして、オノのでっかいヤツが、マサカリ。
どれも、基本的に草や木を切るもので、どこにも殺人用とは書いていない。
とおりゃんせさん、こちらこそ、ありがとう。
◎東仙坊へのメールはこちらへ◎

東仙坊、日本に戻ってこの事件の話を部下に聞いた瞬間、「その事件なら知ってるよ。もうブログにも書き込んだよ、少し」と真剣に応えてた。
それは、「日本砂漠化プロファイリング 映画『Seven』を観たか?」で触れていた事件と錯綜したからである。
1月28日、午前8時頃、宮城県仙台市の住宅街で、会社経営者、米沢俊信(53歳)が、妻(45歳)を果物ナイフで刺しネクタイで首を絞め殺害し、二女(14歳)を刺殺した後自宅を放火した事件。
その際、長女(23歳)と長男(21歳)は刺されながらも命からがら近くの民家に避難し、長男が「お父さんに刺された」と110番通報したことで事件が発覚し、その父親は3時間後に近くの調整池の水中でうつぶせの状態で発見され、病院に搬送され、無様で情けないことにも助かってしまったのである。
確かその時も、家族でケンカする声など聞いたこともなかった。信じられないという、能天気で無神経で無感覚な周りの話ばかりだった。
今回はそんなことはどうでもいい。
猟奇的家族殺人を企画した目立ちたがり屋のこのデイドリーマーは、間違いなくその事件報道を観ていて、「何とカッコ悪い。オレだったら、もっとカッコよく、しかももっと世間を驚かせ、もっと話題になるように、もっとテレビにバンバン取り上げてもらえるようにやるのに…」と考えたのである。
それと昨今一大ブーム(?)になっている、介護問題とそれから拡大する家族問題を一挙に解決する妙案、要介護人を含んだ一家放火無理心中が、このデイドリーマーの一世一代のパフォーマンスのヒントなのである。
Why do we Japanese deserve to copy anything as if anybody should prefer to imitate a fashion of the other’s(ファッションじゃあるまいし、なぜ日本人は何でも真似するのが好きなのか)?
■米沢俊信の子どもじみた意図的な猟奇的犯行動機
①この後の自分の仕事のビジョンもない無責任で、そのために新たな努力をしようともしない怠惰で、何の自信も我慢力もない情けない未成熟なオトコが、一人じゃ寂しくて不安で恥ずかし過ぎてカッコ悪いと、childish(わがままな子どものような)な計画のもとに実行した単なる劇場型自殺事件でしかない。
そして、ついでに、何一つ自分の心根を見ようとしない仮面家族一人一人へ懲罰を与えたという家族殺人事件なのである。
②この幼稚なデイドリーマーは、それでもその修養のない愚鈍な頭で懸命に考え、テレビに託す以上、目一杯派手な殺し方をしなければ失礼だと結論したのである。
それが刃渡り20cmのナタの使用であり、頭部をかち割ることであり、手首の切断なのである。
ただ、ここでもその社会性のなさが露呈している。
そんな残忍さは、個人保護法上、報道倫理規定法上、詳細は伝えられないということすら気がついていないのである。
また、これは学生時代にバンド活動してたときを含め、今までの人生に1度もなかった晴れ舞台、東京ドーム公演だと、その見えっ張りでfoolish pride(ただただ無意味なプライド)しか持たないデイドリーマーが勝手に思い込んでしまったということの証左でもある。
③遺書にも明言されているように、この計画の直接的契機が、母親の介護問題に発していることは間違いない。
仮に車イスで暮らせる家で在宅介護するとしても、3,600万円でそんな家を買うのは不可能かギリギリで、全てが無くなる。それは介護型老人ホームに入居させても全く同じである。
これは東仙坊自身、イヤというほど実体験しているのでよく解る。
もっと安く何とかできると言われるヒトもいるだろうが、息子にとって母親の場合は、そうは簡単じゃないのである。
これは実際に直面すると、共感するヒトが多いと、東仙坊、確信する。
ましてや、このデイドリーマーのように幼稚だと顕著になる。
では、なぜそんな母親の頭を残酷無比にナタでかち割ったのか?
その理由は極めて明白である。
いま自分の思い通りにそれができないのは、自分の意に反して母親が家業を継がせたことにあると、今自分がこんなに惨めな暮らしをしなければならないのも、みんなそのせいだと、責任転嫁したい気持ちと、そんな暮らしを強いられ自分の人生を台無しにさせられたという逆恨み的復讐なのである。
④では、なぜ、好きな洋裁をする家を買ってやりたかった妻までを、同様に残虐に惨殺したのか?
それも母親の介護問題が大きく関わっている。
2年前に姑が入院したときは、言われているように献身的に看病したかも知れない。
それだって、このデイドリーマーが暗に望んでいたから仕方なくに違いない。
というのも、寡黙なはずのデイドリーマーがクラス会でわざわざ「妻の看病のお陰で母親が寝たきりや認知症にならなかった」と感謝の弁を述べているのである。
これを心理分析すれば、自分の強い欲求を表しているだけなのである。
それだって、介護状態じゃなかったからこそであって、本当の介護となれば全く別物で、前日の家族団らんに姑は加われていないのである。
所詮妻にとって他人の母親になるのも仕方がなく、責めてはいけないことなのである。
そのうえ、大変な窮状の生活をしているときに、どうあれ大金が手に入るということになれば、自分勝手の儚い夢を見てしまうのは、新たな生活がすぐできると錯覚してしまうのは、則物的な女の本質、karma(業)でもある。ところが、オトコはこれがなかなか許せないのである。
すなわち、今までとは打って変わって、転居先の選定に関し頑として自分の意見を主張したことは間違いなく、はっきりと姑との同居を拒んだのである。
事実、それに夫婦の意見の対立があるとぼやいていたという話がある。
どうあれ、自分に歯向い、自分の母親を拒絶した妻は死刑だったということでしかない。
⑤では、誰もが注目の二男の両手首を、なぜこれ以上ないだろうという凄惨さで切断したのか?
そう、誰だって容易に想像できるだろう。
赤貧の暗い町工場の中で、人生で最も多感な時期を毎日送っていたのである。どこに明るく清々しくなれる要素があるのだろうか?
もちろん、そんな環境でもそうなる子どもだって一杯いることを否定しない。しかしながら、子どもの座標である父親が何の自浄努力もしない怠け者なのである。
当然、常軌を逸脱した、親にとっても世間にとっても、カワイイ子どもではなかったはずである。
それでも、このデイドリーマーは普段はそれも自分の不徳の致すところと我慢してたに違いない。だからこそ、最後の最後に、父親として初めて、大きな天誅を加えたのである。
その証拠に、長男は「父」と呼んでいるのに、この二男は「オヤジ」と呼んだのである。
ちなみに、仙台のケースでも「お父さん」と呼んでいるのである。そのオヤジと言う言葉に、畏敬の念が一切感じられないと思うのは、東仙坊だけなのか?
その意味で、反撃されないために切断したと考えること自体が、いかにナンセンスであるか、お解りいただけると思うのだが…。
反撃されないためだったら、初めから他の2人同様頭をかち割るに決まっている。
⑥では、なぜ、長男だけは生かしておいたのか?
実は、ここにデイドリーマーのちょっと複雑な心模様もあることはあるが、結果的には、最も重い制裁を加えたのである。
家庭の状況、特に経済状況にも我関せずを通し、少しぐらい成績がいいぐらいで、あたかも自分だけは別世界の人間であるかのように、唯我独尊を貫く長男が、親の要望に従い仕方なく店を継いだこのデイドリーマーにとって、一番許せない存在だったのである。
だからこそ、のほほんと大学受験に出掛けて帰ってきた長男に、「これがオマエの家の実体だ。これがオマエの家族の正体だ。思い知れ!」と強行したのである。
その証拠に、言われているように長男だけは生かしたいと本当に考えたのなら、テレビ局にまで手紙を出したのに(今になって、テレ朝にまで届いていたというから、このデイドリーマーもテレ朝も、本当に訳解らない…)、なぜ、長男宛には何もないのか?
東仙坊、この長男が、いくら幼稚なデイドリーマーの父親からの暗黙のridiculous(バカな)なメッセージでも、それだけは理解したほうがいいと思う。
社会は、どんなときでも本気で関わることが最も重要だからであり、自分だけは違うと思いたいなら、独立し、自分の力で早く生きるようにするべきだったと、東仙坊は思う。
It might be too painful to leave him behind more than to be killed(殺されるよりも辛いことかも)?
これで、緊急プロファイリング、足立猟奇的家族殺人事件を終わりにする。
正直、家族間の殺人にはもう辟易である。
そこで、抑止という意味で、マスコミの方々や事件現場となった近隣の住民の方々に、東仙坊、心からお願いする。
「まさかあんなにイイヒトが」「あんなに仲のよかった家族が」的な報道を止めたらどうだろうか?
心にもないウソの集約が犯罪の連鎖を間違いなく生んでいると、東仙坊は断言する。
ところで、今のヒトたち、どうやら、ナタ(鉈)、オノ(斧)、マサカリ(鉞)をよく知らないようなので、簡単に説明しておきたい。
ナタは、大きめな包丁の刃の厚いヤツという感じ。
オノは、ハンマーの大きめなヤツに、直角に金属の厚めの刃が付いてると考えたら、想像しやすいか?
そして、オノのでっかいヤツが、マサカリ。
どれも、基本的に草や木を切るもので、どこにも殺人用とは書いていない。
とおりゃんせさん、こちらこそ、ありがとう。
◎東仙坊へのメールはこちらへ◎


